さまよう雨男

出掛けると道に迷うか雨に降られます。 そんな私の散策の記録。

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油屋熊八像  別府駅前             大分県別府市

IMG_4479.jpg
別府駅前にツルピカメガネのオッサンの銅像がありました、
油屋熊八という人だが別府に行ったときは存じ上げず、面白そうなので写真撮っておいたわけだが、
帰ってから調べてみると、なんとも凄いオッサンだった。
さしあたってすぐ手に入る「別府華ホテル 観光王と娘の夢」を読んでみた、
この本、油屋熊八をモデルに架空の娘と一緒に、
自らのホテル経営と共に別府観光を発展させるお話なのだが、
熊八より架空の娘が活躍するのでちょっと物足りない、他に良い本ないかな。
それはさておきこの男、文久3年(1863)愛媛県宇和島の米問屋に生まれ、
親父と一緒に商売しながら28歳で宇和島の町会議員になっちゃったりする。
その後大阪に渡り米相場で暴れるが大失敗して大損害を受け傷心で渡米、そのとき35歳。
帰国の後、49歳で別府に移り旅館経営を始める。
そして自らのホテル経営と共に別府に人を呼ぶための悪戦苦闘が始まるわけである。
IMG_4488.jpg
マントに描かれている温泉マークも熊八が考案したとされている(諸説あり)。
熊八は東京駅に別府の全景を描いた油絵を飾って別府をアピール、
それにあきたらず富士山山頂に別府温泉の看板を建てちゃう。
別府地獄巡りに観光バスを導入、そして日本初のバスガイドを考案する。
その他もろもろ全身がエネルギーで出来たような男だ、
今の日本に一番欲しい才能なのではないかという気がする。
IMG_4483.jpg
別府のとある店でお姉さんと話をした、
「地震以来ホントに中国人の観光客が減っちゃって・・・九州関係ないのに・・・」
今の日中関係だとさらに減るだろうな、
つーか中国人に頼る日本の観光業界に一抹の寂しさを感じますし、
個人的には中国人など1匹も来なくていいなんて思ったりもします。
油屋熊八ならどうしただろうか・・・
別府に来てくれるお客さんなら日本人も中国人も欧米の人も関係なく旅人をねんごろにしただろう。

別府散策へ
野口病院管理棟へつづく

豊後森機関庫へ
旧大分県農工銀行へ
旧二十三銀行本店へ
稲尾記念館へ
東郷平八郎誕生地へ
旧児玉総督後藤民生長官記念館へ
明石元二郎総督の墓地の跡へ



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  1. 2012/10/01(月) 22:51:00|
  2. 大分県
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野口病院管理棟              大分県別府市

IMG_4414.jpg
別府の有名な洋館の野口病院です、
住宅地の中に赤いトンガリ屋根のこの建物を見つけた時には、
つい「おおお」と声が出てしまうような立派な建物です。
野口病院は初代院長・野口勇三郎博士によって大正11年に開設。
IMG_4421.jpg
さてこの病院はは公立若松病院の院長だった野口勇三郎に、
北九州市の財界人の佐藤慶太郎が寄贈したものだそうだ。
炭鉱で財を成した佐藤慶太郎、東京府美術館(東京都美術館)の建設の為に、
ポンと100万円(現在だと60億くらいらしい)寄付しちゃうこの男、
なんでも若松病院時代に佐藤慶太郎の胃潰瘍の手術をした野口勇三郎から、
バセドー氏病の研究をしていると聞かされ、んじゃドイツで勉強せえとドイツ留学の費用を出し、
野口勇三郎の帰国後、「あなたのためにバセドー氏病の専門病院を造ることにした」と病院を建ててしまう。
晩年は寄付ばっかりしてたので必ずしも裕福とは言えなかったそうだが、
野口病院はバセドー病の権威として現在も続き、氏の功績を物語っている。
ただ単に古い綺麗な洋館だと思ったら普通に2時間ドラマが出来る良い話だ。
IMG_4416.jpg
東京府美術館への寄付も単に美術館建設の予算が無いという新聞記事を読んだというだけで、
単純明快な明治の男を体言している。なんか携帯電話屋の社長に漂う胡散臭さは全く無い。

別府と佐藤慶太郎という記事を参考にしました。

旧別府市公会堂へつづく

別府駅前の油屋熊八像へ
旧大分県農工銀行へ
豊後森機関庫へ
宮島耳鼻咽喉科医院へ
上条産婦人科医院へ
旧長峰内科医院(旧草間歯科医院)へ
旧鯵坂医院へ
台北帝国大学医学部付属医院へ




  1. 2012/10/02(火) 22:16:03|
  2. 大分県
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旧別府市公会堂(別府市中央公民館)        大分県別府市

IMG_4424.jpg
旧別府市公会堂は大正13年の別府市制施行を記念し昭和3年に竣工。
大阪中央郵便局などを手がけた逓信省技師の吉田鉄郎の設計、
大阪中央郵便局も取り壊されたようですが。
スウェーデンのストックホルム市庁舎をモデルにしたといわれるが確かめる術はない。
正面の5連のアーチ窓が印象的ですが、かつては2階へと続く石造りの大階段があったそうだ。
IMG_4433.jpg
後姿が素敵です。
IMG_4431.jpg
これだけ見ると工場の廃墟といってもばれないような気がするほど、ウェザリングが効いてます。
別府市有形文化財。
土地土地で公会堂も色々ありますな。

旧逓信省別府電報電話局へつづく

野口病院管理棟へ
別府駅前の油屋熊八像へ
豊橋市公会堂へ
旧函館区公会堂へ
旧鹿児島市公会堂へ
旧台北公会堂へ
  1. 2012/10/03(水) 20:30:31|
  2. 大分県
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旧逓信省別府電報電話局(別府市児童館)         大分県別府市

IMG_4447.jpg
旧別府郵便電話局電話分室として昭和3年に建てられたこの建物は、
別府市公会堂と同じ逓信省技師吉田鉄郎の設計。
鉄筋コンクリート造、レンガタイル張りの外観は、
装飾が抑えられた極めてシンプルな構成なんだそうだ。
遠目だと昔の工場かなんかかと思っちゃう感じか。
IMG_4441.jpg
電話局移転後に別府市が買収、その後紆余曲折をへて現在は別府市児童館として使用されている。
登録有形文化財。
IMG_4449.jpg
近くの松下金物店。スクラッチタイルが美しい看板建築。
明治35年創業の別府で一番古い金物屋なんだそうだ、現在の建物は昭和初期の建築。
地下室もあったりして内部も面白いみたいだが案の定締まってます。
ラグビー部用のヤカンを買おうと思ったのだが。

お腹がすいたので
まるい食堂へつづく

旧別府市公会堂へ
野口病院管理棟へ
旧検見川送信所へ
陸軍被服支廠倉庫へ

  1. 2012/10/05(金) 20:30:49|
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まるい食堂               大分県別府市

大分は「とり天」という食い物が人気なのだそうだ。
IMG_4465.jpg
なんでも発祥の店とかもあるらしいが込んでるのも嫌なので別府駅に近く、
良い佇まいの「まるい食堂」へ。
IMG_4466.jpg
観光客しか居ないような店より、昼間から親父がビール飲んでる感じがとても良い。
IMG_4468.jpg
この「とり天」、なんでも大分市と別府市が発祥の地を争ってるらしい、
肉じゃがの舞鶴と呉みたいなもんか、浜松と宇都宮はちょっと違うな、
日本は実に平和でよろしい。

腹もふくれたのでお湯へ
駅前高等温泉へつづく

旧逓信省別府電報電話局へ
旧別府市公会堂へ
野口病院管理棟へ
別府駅前の油屋熊八像へ
ヒカリ食堂へ
トキワ荘跡へ
  1. 2012/10/07(日) 23:06:31|
  2. 大分県
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