さまよう雨男

出掛けると道に迷うか雨に降られます。 そんな私の散策の記録。

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陸軍少年戦車兵学校跡     静岡県富士宮市

昭和14年の「ノモンハン」事件後、日本陸軍は戦車隊拡充を図るため、
昭和14年に千葉陸軍戦車兵学校内に少年戦車兵の生徒隊を創設、昭和17年富士宮に移転する。
そして敗戦の昭和20年まで、 延べ4000名の少年兵がここで2年間の教育を受けた。
P8165211.jpg
若獅子神社の入り口に残る兵学校の門柱。
P8165212.jpg
反対側。

静岡散策へ
丹那トンネルへつづく

若獅子神社のチハへ
銀輪部隊へ
知覧飛行場跡へ
大刀洗飛行場跡へ
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  1. 2011/08/21(日) 00:07:46|
  2. 静岡県
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丹那トンネル      静岡県熱海市

PC051941.jpg
東海道本線に乗っていると熱海駅から函南駅間で長いトンネルに入ります、
このトンネルが丹那トンネルといい、16年の歳月を要し、67人の死者を出すという
壮絶な難工事の果てに完成したのを知るのは、この工事を描いた小説、
吉村昭の「闇を裂く道」を読んだからでした。
熱海駅から伊東線に乗り換えて来宮駅という小さな駅を下車し、
梅の時期には花見客が多数訪れる熱海梅園へ向かうと、
丹那トンネルの熱海側の入り口へ辿りつきます。

東海道本線は当初、国府津から御殿場へ迂回し、沼津へ向かうという現在の御殿場線経由で、
勾配が急で峠越えの難所でありました、そこで鉄道省は小田原から熱海、三島へと向かうルートの
開発を進め、熱海から函南間の総延長7804メートルのトンネル工事が決定、
大正7年に着工されます。
PC051933.jpg
関東大震災や北伊豆地震が工事中に発生したり、
相次ぐ崩落事故もあり当初の予定をはるかに上回る難工事となります、
なかでも大量に湧き出る水との戦いは熾烈を極めました。
その湧水は上に広がる丹那盆地の水をトンネルが排水溝の役割をしてしまい流れ出たもので、
結果丹那盆地の水を奪い、豊かな水と共に稲作やワサビ農家を営んでいた村人を窮地に追い込み、
村人が暴動を起こすまでになってしまいます。

最終的には賠償で決着するわけですが、
当初は丹那盆地の渇水とトンネル工事との因果関係はないと鉄道省は村人に説明します、
現在も噂の東京マガジンあたりでやってるネタで、
県が施行した工事が原因で家が地盤沈下したとかの抗議に対して、問い合わせてみたところ、
「県の工事担当者は専門家に調査を依頼したところ因果関係はないとのことでした」
「担当者が不在です」「現在調査中です」という回答でした。みたいな感じで
役人のすることはあまり変わっていない模様。

ともかく昭和8年にトンネルが貫通、翌9年12月に開通し、
東海道本線は熱海経由となり飛躍的に改善されることになります。
PC051944.jpg
上部の真ん中には、よく見えませんが「丹那隧道」と書かれた銅版のプレートがあり、
その両脇に「2578」と「2594」と書かれています、
これは工事着工の年と開通の年を皇紀で表したものです。すなわち開通から6年後の
皇紀2600年には零戦が飛ぶわけです、まさにこの国が沸騰寸前だったころの物語なわけです。
PC051957.jpg
当時の鉄道省によって建てられた殉職者の慰霊碑。
結果16年に及ぶ工事で、当時の金額で総工費2600万円(当初の見積もりは770万円)、
重傷者610名、死者67名を出しました。

隣の新幹線のトンネル
新丹那トンネルへつづく

河口湖自動車博物館飛行館の零戦21型へ
眼鏡橋へ
三国港突堤へ
若獅子神社の九七式中戦車へ

  1. 2011/08/22(月) 23:09:23|
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新丹那トンネル    静岡県熱海市

PC051959.jpg
丹那トンネルのすぐ横の新丹那トンネルは東海道新幹線のトンネルなわけですが、
当初は新幹線の為に計画されたのではありませんでした。
計画された時代はずっと古く、時は日中戦争の最中の昭和13年ごろ、
東海道、山陽線の兵員、軍需物資の輸送量増大の解決のため、
鉄道省建設局は高速列車の運行計画を立案します、その名は「弾丸列車計画」。
それにより熱海、三島間で、丹那トンネルの約50メートル北側に並行した、
長さ7959メートルの新トンネルの掘削が計画され、昭和16年に新丹那トンネルの工事が開始されます。
丹那トンネル開通からわずか8年後のことです。
しかし昭和18年に大東亜戦争の戦局の悪化により中止されてしまいます、
熱海側647メートル、函南側2080メートル掘削したところでの工事打ち切りでした。
PC051958.jpg
戦後、日本の復興と経済成長にともない東海道線の乗客は増え、輸送能力は限界に達します、
そこで国鉄は長距離高速鉄道の運行を計画、東海道新幹線は弾丸列車計画のルートが採用されたため、
昭和34年に新丹那トンネルの工事が再開されます
トンネル掘削技術の進歩と丹那トンネル工事の教訓を生かし、昭和39年に完成します。
殉職者は21名を出しましたが、わずか4年4ヶ月の工事でした。

昭和39年7月1日、第1号列車の「ひかり」が新丹那トンネルを通過し、この物語は終わります。

吉村昭「闇を裂く道」を是非。

せっかくなので伊東線で伊東まで
旧伊東警察署松原交番へつづく

丹那トンネルへ
河口湖自動車博物館飛行館の零戦21型へ
眼鏡橋へ
三国港突堤へ
若獅子神社の九七式中戦車へ
  1. 2011/08/23(火) 22:16:53|
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旧伊東警察署松原交番(伊東観光番) 静岡県伊東市

丹那トンネルからせっかくなので伊東線で伊東まで。
PC051975.jpg
現在は観光案内所、伊東観光番として使用されているこの建物、
昭和33年に松原交番として設置され、
静岡県内に現存する交番・派出所・駐在所の中で最古のものなのだそうだ。
補強コンクリートブロック造り二階建、なんとなく可愛い外観。
ピンクに塗ったりしたら目立ちそうだ、いやいや国登録有形文化財。
PC051971.jpg
伊東駅から徒歩15分くらい、東海館を眺めて橋を渡ってすぐ。
ただ観光案内所としては駅から離れているのでどうなんだろ。

近くには東郷平八郎の元別荘があったりする。
碑があるが、個人が暮らしているようなので、ちょっと眺めるだけにした。
なんか見学もできるらしいのだが、調べていずれまた。

東京にも古い交番が。
旧月島警察署西仲通交番へつづく

伊東散策へ
旧旅館いな葉へつづく

丹那トンネルへ
新丹那トンネルへ
旧宇和島警察署へ
  1. 2011/08/25(木) 22:13:38|
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旧旅館いな葉(ケイズハウス伊東温泉)   静岡県伊東市

PC052003.jpg
伊東と言えばハトヤですが、松川河畔に並んで建っている東海館とこの旅館いな葉が、
伊東の古き良き昭和初期の温泉情緒を感じられる建築物です。
大正末頃に建てられた木造温泉旅館、3階は昭和12年頃の増築とのことです。
PC051985.jpg
平成9年に隣の東海館は営業を廃止しましたが、市が残さなくてはならないと
平成13年に文化施設東海館として数億円かけて改修、観光施設としてオープンされます。
しかし国登録有形文化財だったいな葉も平成19年に廃業
伊東市にはもう一軒保存するスタミナは無く、どうしたものかというところで、
ホテル会社が景観保存を前途に買収、文化遺産の旅館に安く泊まれるという売りで、
ケイズハウス伊東温泉として再開されます。

伊東を代表する建築物が残されて活用されるのは良いことです。
ただ地元の人の「今は外人相手の安宿になっちまったよ」という言葉を聞いたとき、
なにか一抹の寂しさを感じます。
PC051978.jpg
伊東を代表する風景ですね、手前がいな葉。
では次は東海館へ。

東海館へつづく

旧伊東警察署松原交番へ
道後温泉本館へ
丹那トンネルへ

  1. 2011/08/29(月) 20:21:48|
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東海館       静岡県伊東市

PC051988.jpg
東海館は昭和3年の創業とともに建築された木造3階建の温泉旅館。
平成9年に廃業後は伊東市に寄贈され、現在は文化施設として使用されている。
入館料200円、伊東駅から徒歩15分くらい。
PC051989.jpg
唐破風の玄関、風情があって良いですよね。
伊東市指定有形文化財、となりのいな葉は国登録有形文化財、違いはなんなんだと。
PC051992.jpg
客室「牡丹の間」、障子のデザインと、かつての日本の職人さんの技術は素晴らしいです。
温泉旅館の客室というと、ついつい不倫を思い浮かべてしまう私は、文化財とかを語る資格は無いと思う。
いやいや古戦場とかで戦国時代の戦を思い浮かべるのと同じです。
PC051999.jpg
大広間。高度経済成長の時期に中小企業の社員旅行で、
夜な夜な宴が催されていたんだろうなあと思いを馳せる。セクハラとかいう言葉も無かった時代の物語。

この東海館では伊東線の歴史の展示もされていて、伊東線の宇佐美トンネル工事の新聞記事があります。
そこに「丹那以上の難工事」「熱氣に狂ふ坑道」とあり、温泉地だけに熱気が凄く、
先ほど行った丹那トンネルの工事より大変だと報道されています。
丹那トンネル工事より凄かったなら行ってみたいが、ネットで調べたところ
現在は新宇佐美トンネルがあり、廃トンネルとなっているとのこと、
実際に訪問された人の記事を見ると行って見たいけど、1人じゃ怖い。

東京の有名な銭湯へ
大黒湯へつづく

浜松の零戦へつづく

旧旅館いな葉へ
旧伊東警察署松原交番へ
道後温泉本館へ
  1. 2011/08/31(水) 20:22:48|
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旧浜松銀行協会(木下恵介記念館)    静岡県浜松市

浜松広報館から浜松市内をぶらぶらと。
P1092864.jpg
さてこの建物、旧浜松銀行協会は、
浜松の銀行集会所及び手形交換所の場として昭和5年に建てられました、
銀行家の交流の場としてクラブ的な役割もあったため、スペイン風の外観や
オシャレな内装がなされているとのこと。
そして大東亜戦争における浜松空襲をくぐりぬけて使用されてきました。(案内板等から)

設計者は地元出身の中村與資平(なかむらよしへい)
中村與資平は東京帝国大学建築科を卒業後、辰野金吾に師事、
辰野金吾なら知ってるぞ、あのレンガのやつだな。そういえば師匠の影響が・・・わからん。
その後独立し京城に事務所を構え、朝鮮で多くの建築を手がける。
京城の事務所が全焼したショックで欧米で一年間の放浪生活の後、帰国し東京に中村公務所を開設。
そこで学校、住宅、銀行など多くの建築を手がける。
P1092875.jpg
入り口のステンドグラス。

現在この建物は、やはり地元出身の映画監督、木下恵介の記念館として活用されています。
僕は映画見たこと無いですけど、今度ツタヤで。
地元の建築家の手がけた建築物を地元の映画監督の記念館にするなんて素敵ですな、
僕の地元にはそんな有名人おらんですもん。
P1092873.jpg
国登録有形文化財だが浜松市指定有形文化財。よくわからんがとにかく文化財。
JR浜松駅からバスで教育文化会館西バス停下車。

さてその中村與資平は、他に静岡県内では旧遠州銀行、静岡市役所本館、静岡県庁本館などを手がけたとのこと、
静岡市は通り過ぎてしまったので、何れまた見に行くとして、
旧遠州銀行が現在の静岡銀行浜松支店とのことなので、近いので行ってみます。

旧遠州銀行本店へつづく

旧安田銀行横浜支店へ
旧川崎第百銀行横浜支店へ
旧遠州銀行本店へ
横浜銀行協会へ
旧台湾銀行本店へ

  1. 2011/09/05(月) 19:59:41|
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旧遠州銀行本店(静岡銀行浜松営業部本店)  静岡県浜松市

P1092884.jpg
前回の浜松銀行協会と同じ中村與資平の設計。
昭和3年に遠州銀行本店として静岡県内初の鉄筋鉄骨コンクリート造で建設される。
昭和8年静岡銀行に合併され、静岡銀行浜松支店となり、現在は浜松営業部本店となっている。
正面の太い柱がオーダー、柱の上のかたつむりみたいな渦巻きをイオニア式と言うそうだ。
平成19年にリフォーム済みでとても綺麗。
P1092880.jpg
内部も創建当時の天井などを極力復元しているそうだ。
JR浜松駅から徒歩で大丈夫。

旧周防銀行本店へつづく

浜松銀行協会へ
旧横浜正金銀行本店本館へ
旧日本勧業銀行本店へ
鹿児島の旧第百四十七銀行本店別館へ
旧日本銀行広島支店へ
旧横浜正金銀行本店本館へ
旧日本勧業銀行本店へ
  1. 2011/09/06(火) 20:43:21|
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熱海鉄道7号機関車                 静岡県熱海市

PC052019.jpg
こちら準鉄道記念物として熱海駅前に保存してある熱海鉄道7号機関車。
明治40年から大正12年まで熱海~小田原間の25キロを2時間40分で走った。
現在は新幹線で約10分、日本も狭くなったもんです。
PC052017.jpg
熱海鉄道は関東大震災で被災ののち廃止。
この車両は神戸市の国鉄鷹取工場内に保存してあったものを熱海市が払い下げ修復。

すぐ隣に足湯もあるでよ。

再び門司へ
旧門司郵便局電話課庁舎へつづく

旧九州鉄道本社屋(九州鉄道記念館)へ
道後温泉駅へ
丹那トンネルへ
  1. 2013/03/01(金) 20:48:48|
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北川温泉 黒根岩風呂                        静岡県加茂郡

去年、切明温泉の河原で入る温泉に行ってきたので、
今回は海を見ようと静岡県東伊豆の北川温泉へ。
2014-10-24-14-02-02_photo.jpg
海沿いの露天風呂は黒根岩風呂というらしい。
ちゃんと管理されてまして受付の小屋のおじいさんに600円払って入ります。
午後は13時かららしいのだが、12時40分位に到着したんで
おじいさんに聞いてみたら「入っていいよ~」てのことなので遠慮なく。
2014-10-24-12-51-40_photo.jpg
ちゃんと脱衣所あるし良いロケーションだ。
波の音と潮の香りと、後から入ってきた不倫っぽいカップルと。
2014-10-24-12-51-09_photo.jpg
女性専用の湯船もあるし脱衣所もある。
ただ整備されすぎてて野天という気分はあまりない。
お湯の質とかラーメンの味とかネットでごちゃごちゃ語るのは無理なので、
特にお湯の感想はないです。
2014-10-24-12-51-24_photo.jpg
アメリカは間違いなく見えないが、
なにか今後の方向性が人生が見えた気がする。

  1. 2014/10/26(日) 19:46:50|
  2. 静岡県
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